先日、税理士向けの顧客紹介会社から連絡があって数日後に実際に会って話を聞いてきたのでその時のお話を。
まずは営業担当者と思われる方からお電話がありました。
主に新たに事業を始めた方や設立間もない会社を中心に税理士に紹介し、5件紹介されるごとに紹介料として月1万円かかるとのこと。
10件だと月2万円。顧客から頂く税理士顧問報酬の5割以上を紹介料として請求してくる同業他社と比べると、すこぶる安い。
詳しい話をしたいから、一回会いませんか?とのことで、ちょっと話がうますぎるな~という印象はあったものの、事務所の近くまで来てくれるとのことだったし、話を聞くだけならいいかなと、お受けすることにしました。
事務所近くのカフェにてお話を聞きました。
5件の紹介ごとに月額1万円の紹介料が請求される他に、まず前提としてコピーとか印刷ができる複合機を5年間リースしなければいけないという条件。
電話ではまったく伏せられていた新事実でした。
そのリース料が月額3万円を5年間で総額180万円也。オフィス機器販売会社が税理士向けの顧客紹介業務もやっている感じでした。すごい多角化(笑)
つまりこのリース料が基本料金ですね。で、5件以上紹介されるごとに1万円上乗せ。5件の紹介で月額総額4万円。月額3万円の顧問報酬が5社の場合、総額15万円のうち4万円を紹介料として献上することになります。
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結局お断りしました
「15万円の売上を上げるために、4万円で営業担当者を雇った」みたいな考え方をすれば高くないのかもしれませんが、結局お断りしました。
リース機器だけ貸し付けられてほとんど顧客紹介なし、みたいなこともあり得る話ではあるし、まったく相性の合わない方を紹介されても毎回お互い気持ちよく仕事が出来るとは断言できません。
現状、友人やお客様にさらに別のお客様をご紹介いただいたり、ホームページからお問い合わせいただくという形で増えていっています。
そうした方々だとお互いをある程度知ったうえで関係を始められるメリットがあります。
また、最近は仕事を依頼したい人と仕事を受けたい人のマッチングサイトが多くなってきていて、言い方は悪いですが「中間搾取」みたいなものは今後ますます減っていくものと想像しています。会社の正社員ですらどんどん減っていくでしょうし。
今任せていただいているお客様の仕事に全力で取り組み、またこのブログを通して自分の考えを発信していくことで着実に大きくなっていきたいとの思いを再認識できた機会でした。
こんな悩みごとはありませんか?
- 担当者が毎年のように変わる
- 税理士が高圧的で意見交換できない
- 税理士から節税策など何の提案もない
- 試算表をタイムリーに出してくれない
- 試算表の説明を受けたことがない
- クラウド会計に対応していない
- ほとんど税理士が来てくれない
- 質問しても回答がない、嫌な顔をされる
- 現在の税理士が高齢でこの先が不安
税理士とのコミュニケーション不足は、記帳内容がぐちゃぐちゃになり、誤った経理処理となる要因となります。
その結果、3~5年周期の税務調査において指摘の対象となり、最大40%の追徴課税(追加で税金が取られてしまうこと)のリスクが高まります。
無駄な税金を払わないためには、常日頃、経理処理や経営環境などについて税理士と共有し、追徴課税リスクへの対応策を早期に講じることが大切です。
岩沢将志税理士事務所では、『日本一気軽に相談できる税理士』を理念に掲げた代表税理士が、経理内容のご相談はもちろん、税務調査対策(税務調査にて指摘が予想される事項を早期にお伝え)、お客様に最適な節税策のご提案等をさせていただいております。
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~常に代表税理士が責任をもって対応いたします~